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【愛媛・東温市】坊っちゃん劇場の熟年劇団・完熟「一期座」

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    初公演『再婚申し込み』。本格的なミュージカルの舞台!
                          

     完熟「一期座」(いちござ)
    は、2007年9月、四国・瀬戸内の伝統文化を舞台化し全国発信する坊っちゃん劇場(東温市)内に誕生しました。一生の意味と東温市特産のイチゴをかけた「一期」というユニークなネーミングが印象的です。人生経験豊富な中高年パワーを発揮して、熟年ならではの舞台づくりを目指しています。

     劇団結成にあたって、坊っちゃん劇場は、県内在住の50歳以上の男女を条件に役者・裏方スタッフとなる団員を募集しました。当時は、蜷川幸雄さん率いる高齢者演劇集団「さいたまゴールとシアター」の結成が話題となっていたこと、地方で中高年のみで本格的な活動を行う劇団は珍しくマスコミに注目されたこと、何より、中高年がエネルギーを発散できる場が地元に少なかったことを背景に、オーディションには、50人を超える希望者が殺到しました。
     オーディションでは、歌や詩の朗読、舞踊、楽器演奏、物まねなど、次々と一芸を披露し、大変盛り上がったそうです。結果、一期生ということで全員合格。健康や家庭の事情等の問題で断念する人もいたため、最終的には28人でスタートしました。

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    演劇って面白いなあを実感中。
                        
     団員は現在、54〜79歳までの23名(男女比は、3:7)。水・土の週2回、1回3時間、稽古に励んでいます。指導は、同劇場の関連会社である秋田県「わらび座」の現役俳優が基礎レッスンを行い、その後、作品の演出を大沢紘一さんがつけていきます。大沢さんの指導は、作品における各シーンの状況説明が丁寧でわかりやすいと好評です。具体的な動きは示すことはせず、演技は役者の人生観にまかせる方針です。

     「団員はみな、それぞれ人生を背負っています。ですから、演技指導は最小限にとどめ『自由にやってみてください』とお願いします。そのほうが、経験がにじみ出ていい演技ができるのではないかと思います。与えるのは簡単です。しかし、それに慣れると人間は考えなくなるでしょう。それでは表現力が向上しませんから」 
     一期座では、毎年、新しい団員を募集しています。何期生であっても、継続したければ、オーディションを受け、合格すれば、劇団に残ることができます。

     来年1月の第3回公演を控え、劇団員は猛特訓中。大沢さんは「これまでとはまた違う、異色の舞台なので、歌も、踊りも、大変さを実感しているんじゃないですか?しかし、舞台経験を積んできただけに、みな、力がついてきました。これからを楽しみにしています」と期待を込めました。

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    第二回公演『あっぱれ義農作兵衛』の通し稽古

     完熟「一期座」の作品は、地元の文化の全国へ発信すること、後世に残すことを目指しています。そうしたこだわりのひとつとして、すべてのセリフに地域の言葉である伊予弁が使われています。
     2008年2月の初公演は、チェーホフ原作『結婚申し込み』を大沢さんが中高年用に書き換えたオリジナル作品『伊予弁「再婚申し込み」』。このときは、演目が始まる前に、団員がパネルを持って登場し、観客に向けて、代表的な伊予弁をわかりやすく面白く紹介しました。これなら、他府県からの地元の言葉がわからない観客であっても、まず単語に親しんでから、芝居を観劇し、言葉を土産に持って帰ることができます。

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    華麗な「完熟一期サンバ」
     
     作品のジャンルはミュージカル。歌あり、踊りあり、ときどき笑うシーンもある楽しめる芝居です。旗揚げ公演のチケットは完売。初公演とは思えない主役陣の堂々とした演技、華やかなフィナーレを飾る「完熟一期サンバ」などに、観客は圧倒され、大成功をおさめました。

     第2回公演『あっぱれ作兵衛義農伝』は、愛媛県松前町の偉人・義農作兵衛の生涯を描いた作品。仲間の百姓のために自らを犠牲にして麦種を残した作兵衛の感動的な物語です。前作以上に評判がよく、一期座は、舞台となった松前町で計6ステージ、坊っちゃん劇場の4ステージを合わせて、合計10ステージを行いました。                
     2010年1月 16 日、17日の第3回公演は、詩人・坂村真民の詩の世界と生涯を表現する『念ずれば花ひらく〜真民さんのタンポポ人生〜』。大沢さんによれば「音、光、色、歌と踊りを使って表現した“歌の国ファンタジー”」とのこと。詳しくはコチラ(←クリック)

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    身体障害者施設文化祭にて出張公演


    ■これまでの作品

    2008年2月 第1回公演(3ステージ)
    『伊予弁「再婚の申し込み」』」
    (原作・チェーホフ、脚本・演出:大沢紘一)
    2009年1月 第2回公演(4ステージ)
    『あっぱれ作兵衛義農伝』(脚本・演出:大沢紘一)
    2010年1月 第3回公演(4ステージ)
    『念ずれば花ひらく〜真民さんのタンポポ人生〜』
    (脚本・演出:大沢紘一)


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    コメント
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    • -
    • 2011/02/06 3:35 PM
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    • 2010/12/01 1:11 PM
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